価格:1,100円 (税込・送料別)
シャープの企業研究は、様々な視点でなされている。しかし、総じて、後出しジャンケン的な問題指摘が多いように見える。
日本の電機メーカーはほとんどの企業が総合化戦略(総花戦略)をとってきたが、そのなかで、シャープは1970年代から液晶等、独自商品に注力し、新しい分野を切り開いてきた企業である。液晶テレビ普及期において勝負をかけたが、結果的にそれが裏目に出た面もある。その結果を後から批判することは簡単だが、それはフェアではない。
過去の問題点を指摘するだけではなく、そこから学び、次に何をするかが大切である。本資料では、未来経営革新の視点でシャープを研究し、シャープのこれからを提案したい。
また、そこからの気づきを、家電業界、自動車業界等の次世代戦略の参考にしていきたい。日本の基幹産業の未来のために。
目 次 |
はじめに P3 第1章 未来経営革新iXi(イクシー)モデル P4 第2章 シャープの挑戦と経営振返り 2-1.シャープの過去30年の歴史と課題 P6 2-2.液晶事業の発展と課題 P14 2-3.投資戦略とキャッシュフローからみた課題 P21 第3章 次世代シャープへの提案 3-1.原点に帰り、隗より始める未来づくり P31 3-2.ひとつひとつの事業を大切に育てる P33 3-3.事業のSHINKA戦略を描き健全なジレンマ発掘 P34 3-4.経営チームビルで未来設計図を描き継続革新へ P37 あとがき P40 |
---|---|
詳細情報 |
著者名:FMIC 原田敦、宮沢毅 単行本:43ページ 発売日:2013/1 商品の寸法:A5判並製 (21x15cm) |